一覧へ戻る 生衛発第1769号 平成11年12月10日 各 都道府県知事 政令市長 特別区長 殿 生活衛生局 食品衛生法に基づく添加物の表示等の一部改正について 食品衛生法(昭和22年法律第233号)に基づく添加物の表示等については、平成8年5月23日付け衛化第56号により通知したところであるが、下記のとおり本通知の一部を改正することとしたので、御了知の上、貴管関係者に周知徹底するとともに、その運用に遺憾のないようにされたい。 記 第1 新規に指定された添加物等の表示について 新規添加物として指定されたスクラロースの表示を定めるとともに、ニ酸化ケイ素の表示について改めること。 第2 既存添加物収載品目リスト等の一部改正について 平成11年5月14日付け衛化第22号にて厚生省生活衛生局食品化学課長より各都道府県、政令市、特別区衛生主管部(局)長あて、既存添加物の収載品目リスト等の追加・変更等の要望を受け付け、見直しを行うことを通知したところであるが、申し出のあった要望のうち、適正と認められるものについて、別紙のとおり改正すること。 別紙 省略 : 「参考」 参照 (参考) 別添1 既存添加物名簿収載品目リスト 番号 品目名 l 項目 改正後 改正前 89 活性白士 基原・製法・本質 「酸性白土」を、硫酸処理して得られたものである。主成分は含水ケイ酸アルミニウムである。 「酸性白土」を、硫酸処理して得られたものである。 177 酵素分解ハトムギ抽出物 基原・製法・本質 ハトムギ(Coix lachryma-jobi var. ma-yuenSTAPF)の種子より、熱時水で抽出し、酵素(α-アミラーゼ)分解した後、エタノールで処理したものである。主成分はグルコースを構成糖とするオリゴ糖である。 ハトムギ(Coix lachryma-jobi var. ma-yuenSTAPF)の種子より、熱時水で抽出し、酵素(α-アミラーゼ)分解した後、エタノールで処理したものである。 199 酸性白土 基原・製法・本質 モンモリロナイト系粘土鉱物を、精製して得られたものである。主成分は含水ケイ酸アルミニウムである。 モンモリロナイト系粘士鉱物を、精製して得られたものである。 274 ツヤプリシン(抽出物) 基原・製法・本質 ヒノキ科ヒバ(Thujopsis dolabrata SIEB. et ZUCC.)の幹枝又は株根より水蒸気蒸留して得られたものを、室温時アルカリ性水溶液で精油を除去し、中和後、ヘキサンで再結晶させた後、溶媒を除去したものである。主成分はβ-ツヤプリシンである。 ヒノキ科ヒバ(Thujopsis dolabrata SIEB. et ZUCC.)の幹枝又は株根より水蒸気蒸留して得られたものを、室温時アルカリ性水溶液で精油を除去し、中和後、ヘキサンで再結晶させた後、溶媒を除去したものである。主成分はツヤプリシン類である。 別添2 天然香料基原質リスト 品目名 項目名 改正後 改正前 ボタン 備考 Moutan bark Mountan bark 別添3 一般に食品として飲食に供されている物であって添加物として使用される品目リスト 品目名 項目名 改正後 改正前 ホワートルベリー色素 簡略名又は類別名 アントシアニンアントシアニン色素果実色素ベリー色素ビルベリー色素 アントシアニンアントシアニン色素果実色素ベリー色素 (下線部が訂正個所) 一覧へ戻る