薬事・食品衛生審議会資料

 

平成10年05月25日

 

 

後代交配種の取扱いについて (別添2) - 別紙1 組換えDNA技術応用食品の一覧表

 

別紙1

組換えDNA技術応用食品の一覧表

  モンサント社ワタ
(ラウンドアップ・レディーワタ1445系統)
 モンサント社ワタ
(BXN cotton)
アグレボ社カノーラ
(MS8RF3)
アグレボ社カノーラ
(HCN10)
キリントマト
申請者 日本モンサント(株) 日本モンサント(株) ヘキスト・シェーリング・アグレボ(株) ヘキスト・シェーリング・アグレボ(株) 麒麟麦酒(株)
開発者 Monsanto Company
(米国)
Calgene Incorporated
(米国)
Plant Genetic systems
(ベルギー)
Hoechst Schering AgrEvo GmbH
(ドイツ)
Calgene Incorporated
(米国)
新たに獲得された性質挿入遺伝子(供与体) 除草剤(グリホサート)耐性
CP4 EPSPS遺伝子

Agrobacterium.sp由来)
除草剤(ブロモキシニル)耐性
BXN遺伝子
Klebsiella pneumoniae subsp.ozaenae 由来)
除草剤(グルホシネート)耐性bar遺伝子(Streptomyces hygroscopicus由来) 除草剤(グルホシネート)耐性
pat遺伝子(Streptomyces viridochromogenes Tu494株由来)
Poly Galacturonase生合成遺伝子のアンチセンス発現性遺伝子(Lycopersicon esculentum cv Caligrande cv Campbell33由来)
雄性不稔(雄性不稔ナタネ MS8)
barnase遺伝子(Bacillus amyloliquefaciens)
稔性回復(稔性回復ナタネ RF3)
barstar遺伝子(Bacillus amyloliquefaciens 由来)
(MS8×従来種)×(RF3×従来種)=交配種(MS8RF3)
MS8RF3は除草剤耐性のみを獲得
選択マーカー挿入遺伝子(供与体) 抗生物質(カナマイシン等)耐性
nptⅡ遺伝子(Escherichia coli由来)
抗生物質(カナマイシン等)耐性
nptⅡ遺伝子(Escherichia coli由来)
除草剤(グルホシネート)耐性bar遺伝子(Streptomyces hygroscopicus由来) 抗生物質(カナマイシン等)耐性
nptⅡ遺伝子(Escherichia coli由来)
抗生物質(カナマイシン等)耐性
nptⅡ遺伝子(Escherichia coli由来)
可食部分に発言する遺伝子産物と発現量 CP4 EPSPS蛋白質
0.082μg/mg(種子生組織重量)
NPTⅡ蛋白質
0.0067μg/mg(種子生組織重量)綿実油中にはともに検出限界以下
nitrilase蛋白質検出限界以下(種子生組識)
NPTⅡ蛋白質
検出限界以下(種子生組織)綿実油中にはともに検出限界以下
プロモーターとターミネーターとの調節により、可食部分には発現しない。 なたね油に、PAT蛋白質検出限界以下(検出限界 0.1μg/g)
NPTⅡ蛋白質検出限界以下(検出限界 0.1μg/g)
NPTⅡ蛋白質1.75μg/g(生組織重量)
諸外国での認可状況 米国(1996年2月) 米国(1994年9月)
カナダ(1996年8月)
英国(1997年1月)
カナダ(1997年3月) カナダ(1995年6月) 米国(1994年5月)
カナダ(1995年2月)
メキシコ(1995年3月)
英国(1996年2月)
組込みによる効果 除草剤使用量・回数の削減(環境保全に資する) 除草剤使用量・回数の削減(環境保全に資する) 除草剤使用量・回数の削減(環境保全に資する) 除草剤使用量・回数の削減(環境保全に資する) ・トマト果実の軟化速度の遅延
・品質の長期間保持。
・果実の腐敗及び収穫後のトマトの病気の発生の低減

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