平成14年4月1日に公表した、食品中の残留農薬検査結果の1.農産物中の残留農薬検査結果(平成11年度)の中で、基準が設定されていない農薬が検出された検査結果のみについて、立法府からの要請に応じ、地方公共団体等の協力を得て個別に再確認をしたところ、集計結果に誤りがあることが明らかになりましたので、下記のとおり訂正するとともにお詫び申し上げます。
なお、今回訂正する欄の数値以外についても、同様の確率で数値及び検出率等の変動が起こることが想定されますので、数値等の取り扱いには御留意願います。
しかしながら、「我が国で流通している農産物における農薬の残留レベルは極めて低いものと判断される。」という結論には影響ないものと考えております。
今後の調査では、農産物の分類や農薬の名称に関してさらなる注意を払うとともに、協力いただける地方公共団体等に、報告の正確さに関して注意喚起を行うことにより、このような誤りが少なくなるよう努めて参りたいと考えております。
記
1 農産物中の残留農薬検査結果(平成11年度)について
誤
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正
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検出数
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検出数
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件
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%
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件
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%
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基準が設定されて いないもの |
国産品 |
279
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0.37
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基準が設定されて いないもの |
国産品 |
255
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(0.37)
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輸入品 |
233
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0.30
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輸入品 |
240
|
(0.30)
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合計 |
512
|
0.34
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合計 |
495
|
(0.34)
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(注)...%については、検査母数の変動も想定されることから、正確な数値ではない。