食品中の残留農薬検査結果の公表について(平成17~18年度)
平成17~18年度に行われた食品中の残留農薬検査結果について取りまとめましたので公表いたします。
I 平成17年度農産物中の残留農薬検査結果について
平成17年度に実施された農産物中の残留農薬検査結果を取りまとめるため、地方公共団体及び検疫所(※)における検査結果を合わせて集計しました。その概要は次のとおりです。
(※)検疫所における検査については、登録検査機関による通関前に実施される命令検査及び自主検査を含みます。
表I-1 農産物の検査結果
1 検査数 3,473,921件 2 農薬検出数 7,010件(0.20%) 国産品 1,778件(0.35%)輸入品 5,232件(0.18%) 3 基準値を超えた数 59件(0.0070%) 国産品 8件(0.0032%)輸入品 51件(0.0086%) |
本集計結果は平成16年度の集計結果とほぼ同様の傾向を示しており、農薬が検出された割合、基準値を超えた割合のいずれも極めて低いことから、我が国で流通している農産物における農薬の残留レベルは低いものと考えられました。
II 平成18年度食品中の残留農薬検査結果について
平成18年度に実施された食品中(農産物及び加工食品)の残留農薬検査結果を取りまとめるため、地方公共団体及び検疫所における検査結果を合わせて集計しました。その概要は次のとおりです。
表II-1 農産物の検査結果
1 検査数 3,455,719件 2 農薬検出数 9,804件(0.28%) 国産品 2,314件(0.36%)輸入品 7,490件(0.27%) 3 基準値を超えた数 417件(0.012%) 国産品 21件(0.003%)輸入品 396件(0.014%) |
表II-2 加工食品の検査結果
1 検査数 463,330件 2 農薬検出数 954件(0.21%) 国産品 29件(0.27%)輸入品 925件(0.20%) 3 基準値を超えた数 84件(0.02%) 国産品 0件(0.00%)輸入品 84件(0.03%) |
平成18年度にポジティブリスト制度が導入されたことから、平成18年度の農産物の検査結果は平成17年度と比べて検出数、基準値を超えた数ともに増加しているものの、農産物及び加工食品における農薬が検出された割合、基準値を超えた割合のいずれも極めて低いことから、我が国で流通している食品における農薬の残留レベルは低いものと考えられます。
なお、結果の詳細については以下を参照してください。
(以下厚生労働省のHPへリンク)平成17~18年度食品中の残留農薬検査結果[259KB]
平成17年度 結果詳細
(1)残留基準値の設定されているもの[698KB]
(2)残留基準値の設定されていないもの(全体版)[2,321KB]
【分割版はこちら】
(1~309ページ[850KB]、310~614ページ[857KB]、615~923ページ[835KB])
平成18年度結果詳細(全体版)[5,457KB]
【分割版はこちら】
(1~290ページ[990KB]、291~570ページ[968KB]、571~842ページ[958KB]、843~1,112ページ[945KB]、1,113~1,385ページ[949KB]、1,386~1,656ページ[921KB]、1,657~1,723ページ[273KB])