平成7年度畜水産食品の残留物質モニタリング検査結果について
平成7年度畜水産食品の残留物質モニタリング検査については、各都道府県等及び検疫所を通じ、実施したところであるが、今般、その結果がまとまり、別添により、各都 道府県等及び検疫所に通知したのでお知らせします。
(別添)
平成7年度畜水産食品の残留物質モニタリング検査結果について
1 目的
食用に供される家畜、養殖魚介類等に対して、生産段階で使用される動物用 医薬品及び飼料添加物が食肉、魚介類等の畜水産食品に残留している実態を把
握し、適切な行政対応を図るため、畜水産食品について輸入品及び国産品の別 に検査を実施した。
2 検査結果の概要
(1)輸入畜水産食品
1. |
検査対象物質 抗生物質、合成抗菌剤及び有機塩素系農薬の計16品目 |
2. |
検査対象食品 食肉(牛肉、豚肉、馬肉、羊肉及び鶏肉)、養殖魚介類(ウナギ、エビ及びサケ・マス)及び液卵 |
3. |
検査実施機関 輸入時に検疫所においてサンプリングを実施し、横浜検疫所輸入食品・検疫検査センター及び神戸検疫所輸入食品・検疫検査センター及び検査課において検査を実施した。 |
4. |
検査時期 平成7年5月31日~8年3月31日 |
5. |
検査結果 別表1(省略) |
6. |
措置等 合成抗菌剤の検出された輸出国の当該品については、輸入時の検査を強化するとともに、輸出国に残留防止対策の実施を要請している。 |
(2)国産畜水産食品
1. |
検査対象物質 抗生物質、合成抗菌剤及び有機塩素系農薬の計16品目 |
2. |
検査対象食品 食肉(牛肉、豚肉及び鶏肉)、養殖魚介類(ウナギ、マダイ等11魚種)、鶏卵及びハチミツ |
3. |
検査実施機関 都道府県、政令市及び特別区の食肉、養殖魚介類等の流通拠点を管轄する食肉衛生検査所、市場食品衛生検査所等において検査を実施した。 |
4. |
検査時期 平成7年5月31日~8年3月31日 |
5. |
検査結果 別表2(省略) |
6. |
措置等 抗生物質等の残留が認められた各自治体においては、農政部局、家畜保健衛生所等を通じて、生産者の指導を実施した。 |