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公益財団法人 日本食品化学研究振興財団
FDA 21CFR(仮和訳)

131  ミルク及びクリーム
特定の規格ミルク及びクリームの要件

§127  ビタミンAおよびD強化脱脂粉乳

§131.127 ビタミンAおよびD強化脱脂粉乳
 
(a) 説明。ビタミンAおよびD強化脱脂粉乳は、ビタミンAとDが本 sectionの paragraph (b)で定められているように添加されるという点を除いて、脱脂粉乳の同定基準に適合する。
(b) ビタミン添加。
(1) ビタミンAは、ラベル説明に従って調製した場合の再構成製品1クォート当たり2000国際単位含有されるような量で添加される。
(2) ビタミンDは、ラベル説明に従って調製した場合の再構成製品1クォート当たり 400国際単位含有されるような量で添加される。
(3) ビタミンの必要レベルが通常の流通条件下で本食品の予想貯蔵寿命の期間を通じて維持されることを確実ならしめるだけの妥当な余剰量がGMPの限度内で存在する場合には、本 paragraphのの要件はすべに満たされたとみなすものとする。
(c) 任意成分。下記の安全かつ適当な任意成分を使用することができる。
(1) ビタミンAおよびDの担体。
(2) 下記のような特有の着香成分(着色料や栄養性炭水化物甘味料の有無を問わない)。
(ⅰ) 果実および果汁(濃縮果実および果汁を含む)。
(ⅱ) 天然および人工の食品着香料。
(d) 分析法。下記の参照した分析法は、“Official Methods of Analysis of the Association of Official Analytical Chemists ” 第13版 (1980) を出典とし、本文献はここに言及することにより本連邦規則の一部となる。コピーはAOAC INTERNATIONAL (481 North Frederick Ave., suite 500, Gaithersburg,MD 20877)から入手することができ、国立公文書記録管理局(NARA)にて閲覧できる。NARAに本資料の利用について問い合わせるには、202-741-6030に電話するか、 http://www.archives.gov/federal-register/code-of-federal-regulations/ibr-locations.htmlへアクセスされたい。
(1) 乳脂肪含量−“Fat in Dried Milk −Official Final Action ”第16.199-16.200 節。
(2) 水分−“Moisture−Official Final Action ”第16.192節。
(3) ビタミンD含量−“Vitamin D−Official Final Action,”、第43.195-43.208 節。
(e) 名称。本食品の名称は「ビタミンAおよびD強化脱脂粉乳」である。脂肪含量が重量比で11/2%を超えている場合には、主要表示パネルもしくは表示パネル上の本食品の名称は、“Contains  % milkfat (乳脂肪〜%含有) ”という表示が並記されること。空欄には、GMPの限度内で、10分の1%単位での実際の含有脂肪量に最も近い値を埋めること。本食品の名称は、本章の§101.22に明記したような、特有の着香料の存在を示す表示を含むこと。
(f) ラベル表示。本食品中で使用される材料(成分)の各々は、本章part 101および 130の該当するsectionにより規定されるように、ラベル上に表示するものとする。
 
〔42 FR 14360, Mar. 15, 1977, 43 FR 19836, May 9, 1978にて改正; 43 FR 29769, July 11, 1978; 43 FR 36622, Aug. 18, 1978; 47 FR 11823, Mar. 19, 1982; 49 FR 10091, Mar. 19, 1984 ; 54 FR 24892, June 12, 1989 ; 58 FR 2890, Jan. 6, 1993〕