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公益財団法人 日本食品化学研究振興財団
FDA 21CFR(仮和訳)

137  穀物粉および関連製品
特定の規格穀物粉および関連製品の要件

§211  白色とうもろこし粉

§137.211  白色とうもろこし粉
 
(a) 白色とうもろこし粉は洗浄白色とうもろこしをひき及びふるいにかけて調製した食品であり、本 sectionの paragraph (b)(2)に規定する方法で試験を行う場合、98%以上が№50ふるいを通過し、50%以上が№70すき網を通過する。含水量は15%以下である。調製に際して、ひいたとうもろこしを部分的に除去してもよいが、如何なる場合も、完成白色とうもろこし粉中の粗繊維、脂肪 (乾燥重量換算) はいずれも、使用洗浄とうもろこし中の係る成分含量 (乾燥重量換算) を越えてはならない。
(b) (1) 本 sectionの目的に準じて、水分、粗繊維、脂肪は§137.250(b)(1)に規定する方法で定量する。
(2) 本 sectionの paragraph (a)に記載する方法は下記の通りである:
風袋重量測定済みの、底部に70メッシュのすき網を取り付けた金属製円錐台 (上部底直径5cm、下底直径2cm、高さ4cm)に試料を5gを秤り入れる。なお、このすき網は“Official Methods of Analysis of the Association of Official Analytical Chemists” 第13版 (1980) 、“Definition of Terms and Explanatory Notes” の表1、“Nominal Dimensions of Standard Test Sieves (U.S.A. Standard Series)”の№70すき網規格に適合するものである。本方法はここに言及することにより本連邦規則の一部となる。コピーはAOAC INTERNATIONAL (481 North Frederick Ave., suite 500, Gaithersburg,MD 20877)から入手でき、また国立公文書記録管理局(NARA)にて閲覧できる。NARAに本資料の利用について問い合わせるには、202-741-6030に電話するか、 http://www.archives.gov/federal-register/code-of-federal-regulations/ibr-locations.htmlへアクセスされたい。円錐台に吸引フラスコを取り付ける。小さなガラス棒で試料をゆっくりかきまぜながら、吸引せずに石油エーテル150mlを少しずつ流して洗浄する。洗浄完了後、2分間吸引する。片手を側面に当てて、2分間円錐台を水平に激しく振とうした後、計量する。重量%で換算した試料の減量は、№70すき網の通過率 (%) と見なすものとする。直径20.3cm (8インチ)の標準深枠を有する№50ふるいに円錐台の残留分を移し入れる。尚、このふるいは “Nominal Dimensions of Standard Test Sieves(U.S.A. Standard Series)” のすき網及びふるい枠規格に適合するものである。片手を側面に当てて、2分間円錐台を水平に激しく振とうする。残留分を取り出し、重量を計る。残留分重量を試料に対する重量%に換算し、この値を 100%から減じて、№50ふるいの試料通過率 (%) を算出する。
 
〔42 FR 14402, Mar. 15, 1977, 47 FR 11827, Mar. 19, 1982にて改正; 49 FR 10098,Mar. 19, 1984; 54 FR 24894, June 12, 1989; 63 FR 14035, Mar. 24, 1998〕