公益財団法人
日本食品化学研究振興財団
FDA 21CFR(仮和訳)
173 食品への使用を認められる二次的直接食品添加物
酵素製剤および微生物
§130 Rhizopus oryzae に由来するカルボヒドラーゼ
§173.130 Rhizopus oryzae に由来するカルボヒドラーゼ
Rhizopus oryzae に由来するカルボヒドラーゼは下記に述べる条件に従って澱粉からデキストロースを製造するのに安全に使用することができる。
(a) Rhizopus oryzae は次のように分類される。
綱:Phycomycetes. 目:Mucorales.
科:Mucoraceae. 属:Rhizopus.
種:Rhizopus oryzae.
(b) Rhizopus oryzae の菌株は非病原性かつ無毒性である。
(c) 本カルボヒドラーゼは非病原性および無毒性を維持するために制御された条件 (アフラトキシンが存在しないという条件も含む) のもとに製造する。
(d) 本カルボヒドラーゼはカルボヒドラーゼ生成物から Rhizopus oryzae菌を完全に除去するプロセスにより製造する。
(e) 本カルボヒドラーゼは製造時から使用時まで冷蔵下に保たれ、かつ冷蔵保存の必要性を示す表示を含むラベルを付けられる。