公益財団法人
日本食品化学研究振興財団
FDA 21CFR(仮和訳)
173 食品への使用を認められる二次的直接食品添加物
酵素製剤および微生物
§110 Rhizopus niveus に由来するアミログルコシ
§173.110 Rhizopus niveus に由来するアミログルコシダーゼ
Rhizopus niveus に由来する酵素から成るアミログルコシダーゼ酵素製品および担体としての珪藻土は下記の条件に従って食品に安全に使用することができる。
(a) Rhizopus niveus は次のように分類される。
綱:Phycomycetes. 目:Mucorales.
科:Mucoraceae. 属:Rhizopus.
種:niveus.
(b) Rhizopus niveus の菌株はヒトやその他の動物に対して非病原性かつ無毒性である。
(c) 本酵素はアミログルコシダーゼから完全に Rhizopus niveus菌を除去するプロセスにより製造する。
(d) 本添加物は蒸留酒および食用酢 (ビネガー) の製造においてゼラチン化澱粉を成分糖に分解するのに使用もしくは使用を意図される。
(e) 本添加物は重量比でゼラチン化澱粉の 0.1パーセントを超えない量で使用する。