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公益財団法人 日本食品化学研究振興財団
FDA 21CFR(仮和訳)

173  食品への使用を認められる二次的直接食品添加物
酵素製剤および微生物

§160  Candida guilliermondii

§173.160 Candida guilliermondii
 
食品添加物 Candida guilliermondii は下記の条件に従ってクエン酸の発酵製造用微生物として安全に使用することができる。
(a) 本食品添加物は Candida guilliermondii の生菌の酵素系および発酵プロセスの間に生じる付随代謝物である。
(b) (1) 米国培養コレクション(ATCC)No. 204741) 菌株に由来する本非病原性かつ非毒性産生性生物は次のように分類される。
綱:Deuteromycetes.
目:Moniliales.
科:Cryptococcaceae.
属:Candida.
種:guilliermondii.
変種:guilliermondii.
(2) 基準培養菌株ATCC 20474号の分類学的性質は、“The Yeasts − A Taxonomic Study”,第2版 (1970) Jacomina Lodder 編に記載の Candida guilliermondii 変種 guilliermondii の基準記述と本質的に一致する。上記記述はここに言及することにより本連邦規則の一部となる。コピーは食品医薬品局食品安全応用栄養センター (HFS-200) (5100 Paint Branch Pkwy., College Park, MD 20740)から入手することができ、国立公文書記録管理局(NARA)にて閲覧できる。NARAに本資料の利用について問い合わせるには、202-741-6030に電話するか、 http://www.archives.gov/federal-register/code-of-federal-regulations/ibr-locations.htmlへアクセスされたい。
(c) (1) 本添加物は許容しうる水性炭水化物基質を用いるクエン酸の製造用の発酵プロセスにおいて純粋培養物として使用もしくは使用を意図される。
(2) Candida guilliermondii 菌は回収精製工程の間に非生菌化され、かつクエン酸から完全に除去される。
(d) 本添加物は、生じるクエン酸が、“Food Chemicals Codex”, 第3版 (1981) に、“Citric Acid”, pp. 86〜87の見出しのもとに示されている規格に適合するように使用する。上記規格はここに言及することにより本連邦規則の一部となる。コピーは米国アカデミープレス(2101 Constitution Ave. NW., Washington, DC 20418)から入手することができ、国立公文書記録管理局(NARA)にて閲覧できる。NARAに本資料の利用について問い合わせるには、202-741-6030に電話するか、 http://www.archives.gov/federal-register/code-of-federal-regulations/ibr-locations.htmlへアクセスされたい。
 
〔42 FR 14526, Mar. 15, 1977, 47 FR 11838, Mar. 19, 1982にて改正;49 FR 10106,Mar. 19, 1984 ; 54 FR 24897, June 12, 1989〕

1)入手先:米国培養コレクション(12301 Parklawn Drive, Rockville, MD 20852) 。