公益財団法人
日本食品化学研究振興財団
FDA 21CFR(仮和訳)
184 一般に安全性が認められると確認される直接食品物質
GRAS確認物質リスト
§1090 ステアリン酸
§184.1090 ステアリン酸
(a) ステアリン酸 (C
18
H
36
O
2
, CAS Reg. No. 57-11-4) は白、又は黄味がかった白い固体である。牛脂その他の動物、植物の脂肪、油の中にグリセリドとして、自然物中に存在する。殆どの水素添加脂肪製品の主要成分でもある。商業的には食用ソースからの水素化牛脂、加水分解物あるいは加水分解した又は完全に水素化した、食用ソース由来の植物油から生産する。
(b) この成分は、“Food Chemicals Codex,” 3d Ed. (1981), p.313の規格に適合し、この規格は、ここに言及することにより本連邦規則の一部となる。この資料のコピーは、米国アカデミープレス (2101 Constitution Ave. NW., Washington, DC 20418) で入手できる。又は、国立公文書記録管理局(NARA)にて閲覧できる。NARAに本資料の利用について問い合わせるには、202-741-6030に電話するか、
http://www.archives.gov/federal-register/code-of-federal-regulations/ibr-locations.html
へアクセスされたい。
(c) この成分は、本章§184.1(b)(1)に基づき、現行GMP以外の制限は何も受けずに使用される。人間が食べる直接食品材料として、この成分が一般的に安全であると認められる(GRAS)かどうかの確認は、以下の現行GMP使用条件を基準として行う。
(1) この成分は、本章§170.3(o)(12)に定められているように着香剤と着香補助剤として使用される。
(2) この成分はGMPの範囲内で使用される。
(d) 本 sectionで規定した使用法と異なるこの成分に関する既認可は存在しないか、又は既に放棄されている。
〔48 FR 52445, Nov. 18, 1983; 50 FR 49536, Dec. 3, 1985; 69 FR 24512, May 4,2004 〕