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公益財団法人 日本食品化学研究振興財団
FDA 21CFR(仮和訳)

137  穀物粉および関連製品
特定の規格穀物粉および関連製品の要件

§250  白色コーンミール

§137.250  白色コーンミール
 
(a) 白色コーンミールは洗浄白色とうもろこしをひいて調製した食品であり、本section の paragraph (b)(2)に規定する方法で試験を行う場合、95%以上が№12ふるいを、45%以上が№25ふるいを通過するが、№72あらびきとうもろこし用金網ふるいを通過するのは35%以下である。また含水量は15%以下である。調製時に、ひきたとうもろこしの粗い粒子を分離して捨てるか、あるいは再度ひいて、残りの材料全体、又は一部に加えてもよいが、如何なる場合も、完成コーンミールの粗繊維分は 1.2%以上で、使用洗浄とうもろこし中の粗繊維分を超えてはならない。また完成コーンミールの脂肪分は洗浄とうもろこし中の脂肪分と 0.3%以上値が異なっていてはならない。上記全規定中の粗繊維分、脂肪分はすべて乾燥重量換算である。
(b) (1) 本 sectionの目的に準じて、水分、脂肪分、粗繊維分は、 “Official Methodsof Analysis of the Association of Official Analytical Chemists” 第13版 (1980) に規定する下記の分析方法で定量するものとする。本方法はここに言及することにより本連邦規則の一部となる。 コピーはAOAC INTERNATIONAL (481 North Frederick Ave., suite 500, Gaithersburg,MD 20877)から入手でき、また国立公文書記録管理局(NARA)にて閲覧できる。NARAに本資料の利用について問い合わせるには、202-741-6030に電話するか、 http://www.archives.gov/federal-register/code-of-federal-regulations/ibr-locations.htmlへアクセスされたい。
(ⅰ) 水分−第14.062節、及び14.063節 (Official Final Action)
(ⅱ) 脂肪分−第14.062節、及び14.067節 (Official Final Action)
(ⅲ) 粗繊維分−第14.062節、及び14.065節 (Official Final Action)
(2) 本 sectionの paragraph (a)に記載する方法は下記の通りである:
直径20.3cm (8インチ)の標準深枠を有する№12および№25ふるいを使用する。尚、このふるいは、§137.105 aに規定する “Nominal Dimensions of Standard Test Sieves(U.S.A. Standard Series)” のすき網及びふるい枠規格に適合するものである。本方法はここに言及することにより本連邦規則の一部となる。コピーはAOAC INTERNATIONAL (481 North Frederick Ave., Suite 500, Gaithersburg, MD 20877-2504)から入手でき、また国立公文書記録管理局(NARA)にて閲覧できる。NARAに本資料の利用について問い合わせるには、202-741-6030に電話するか、 http://www.archives.gov/federal-register/code-of-federal-regulations/ibr-locations.htmlへアクセスされたい。
三番目のふるいとして、№12、№25と同一寸法の枠を有し、72×××あらびきとうもろこし用金網ふるいを取り付けたふるいを使用する。以後このふるいを№72ふるいと呼ぶ。尚、72×××あらびきとうもろこし用金網ふるいは、 “Standard Specifications for Seives” に適合する№70すき網と同一のふるい目を有するものを使用する。底皿を№72ふるいに取り付け、№25ふるいを№72ふるいに、№12ふるいを№25ふるいに各々挿入する。試料 100gを№12ふるいに入れる。カバーを付けた後、ふるいを片手で持ち少し傾ける。もう一方の手を側面に当てながら、毎分 150回の速さでふるいを斜め上下方向に振とうする。
各25ストローク後、ふるいを同一方向に 1/6回転させて、2分間振とうを続ける。各ふるい、及び底皿の残留分を個別に計量し、各重量を試料に対する百分率に換算する。ミールを試験する場合、微粒子によってふるい目が目詰まりすることがある。この場合、内容物を紙片に移して、ふるい底部の付着分をヘアブラシで取り除き、ふるい下の紙片に加える。同様に、ふるい内部の付着分を取り除き、紙片の材料に加える。これをふるいに戻した後、ふるいを再度組立て、前述と同じ方法で1分間振とうする。1分間の振とうによるふるいの重量ロスが5g未満になるまでこの操作を繰り返す。№12ふるいの試料通過率 (%) は、№12ふるいの残留物%を 100%から減じて求める。№25ふるいの試料通過率 (%)は、№72ふるい、及び底皿の残留物%を加算して求める。底皿の残留物%は、№72あらびきとうもろこし用金網ふるいの通過率 (%) と見なすものとする。
 
〔42 FR 14402, Mar. 15, 1977, 47 FR 11828, Mar. 19, 1982にて改正; 49 FR 10098,Mar. 19, 1984; 54 FR 24894, June 12, 1989; 63 FR 14035, Mar. 24, 1998〕