公益財団法人
日本食品化学研究振興財団
FDA 21CFR(仮和訳)
179 食品の製造、加工、取扱時の放射線照射
放射線と放射線源
§39 食品の加工、及び処理用の紫外線照射
§179.39 食品の加工、及び処理用の紫外線照射
食品の加工、処理のための紫外線照射は下記の条件のもとで安全に行うことができる。
(a)紫外線源は、90%が波長253.7nm(2,537Å)で放射する低圧水銀ランプである。
(b) 紫外線照射は、下記のように使用されるか、もしくは下記のような用途を目的とする。
照射食品
制 限
用 途
食品および製造食品 ・・・・・・
オゾンを発生しない。高脂肪含有食品は、真空もしくは不活性ガス中で照射を行う。照射強度は、5から10スクエアフィートにつき1W(波長2,537Å)。
表面殺菌
飲料水 ・・・・・・・・・・・・・・・・・
オゾンを発生しない。吸収係数は、0.19/cm以下。流量は、100gal/h/W(波長2,537Å)。水深は、1cm以下。ランプ温度は、36〜46℃。
食品製造用水の殺菌
果汁製品 ・・・・・・・・・・・・・・・・
発生管中の乱流のレイノルズ数は最低2,200。
ヒト病原体等微生物の減菌
[42 FR 14635, Mar.15, 1977、65 FR 71057, Nov. 29, 2000にて改正]