公益財団法人
日本食品化学研究振興財団
FDA 21CFR(仮和訳)
173 食品への使用を認められる二次的直接食品添加物
酵素製剤および微生物
§170 アミノ配糖体3'-ホスホトランスフェラーゼII
§173.170 アミノ配糖体3'-ホスホトランスフェラーゼ
II
食品添加物であるアミノ配糖体3'-ホスホトランスフェラーゼ
II
は以下に規定された条件にしたがって、遺伝改質した綿、脂肪種子採取用ナタネ、トマトの開発に安全に使用することができる。
(a) 当該食品添加物はカナマイシン、ネオマイシン、ゲンタマイシンなど、ある種のアミノ配糖体抗生物質の燐酸化に触媒作用を及ぼすアミノ配糖体3'-ホスホトランスフェラーゼII酵素(CAS Reg. No. 58943-39-8)である。
(b) アミノ配糖体3'-ホスホトランスフェラーゼ
II
はもともと大腸菌のトランスポゾンTn
5
から分離されたkan
r
遺伝子によってエンコードされる。
(c) 当該添加物のレベルは、それぞれの場合で重要な遺伝物質とともにkan
r
遺伝子を持つ植物細胞を選択するのに合理的に考えて必要な量を超えない。
[59 FR 26711, May 23, 1994]