公益財団法人
日本食品化学研究振興財団
FDA 21CFR(仮和訳)
172 食品に直接添加するために許可された食品添加物
多目的添加物
§828 アセチル化モノグリセリド
§172.828 アセチル化モノグリセリド
食品添加物アセチル化モノグリセリドは、下記の条件に従って食品に安全に使用できる。
(a) 本添加物は次の方法で製造する。
(1) 触媒存在下で食用脂とトリアセチンのエステル交換を行い、次いで分子蒸留、又は蒸気蒸留を行う。ここに使用する触媒は食品添加物ではない、もしくは規則により認可されているものである。あるいは、
(2) 食用モノグリセリドを無水酢酸で直接アセチル化する。この場合、触媒を使用せず、また分子蒸留も行わないが、必要に応じ、真空蒸留によって、酢酸、無水酢酸、トリアセチンを除去する。
(b) 本食品添加物はライヘルト−マイスル価75-200、酸価6未満である。
(c) 本食品添加物は、食品、あるいは食品加工、食品包装、又は食品貯蔵装置において、目的とする効果を得るための適正所要量以下のレベルで使用する。
〔42 FR 14491, Mar. 15, 1977, 50 FR 3508, Jan. 25, 1985 にて改正〕